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中央構造線の活動

 当地域の町の中心部を東西に大きな断層が走り、その南と北では、地質が全く異なります。南側では、青岩公園の岩石やチャートなどの地層の上にクリッペが乗っていますが、
 北側では、時代や成因も異なる様々な岩石がわずか数キロ四方に密集しています。
 この南と北を分ける赤い線は『中央構造線』と呼ばれる日本列島を東西に横断する一つの断層です。

川井の断層

川井の断層 この断層は「大北野―岩山断層」と呼ばれており、西は九州まで伸びている大断層「中央構造線」の一部です。下仁田町は、関東で最もよく「中央構造線」が見られます。

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下仁田層

下仁田層 中央構造線のすぐ北側に位置している地層で、2000万年前の浅い海でたまった地層です。下仁田層からは二枚貝や巻き貝のほか、カニのツメなどが見つかっています。

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歴史の道

小坂坂峠道 鬼ケ沢橋梁

 この峠道の富岡寄りの場所に鬼ケ沢橋梁と呼ばれる昔の橋があり、旧上野鉄道の路線が保存されています。そのすぐ脇には、地層中に石が含まれており、中には最大直径1mを超すものもあります。この石は刺身状に切れており、「ずれ礫」とも呼ばれています。この「ずれ礫」は中央構造線の活動によるものだと考えられています。

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虻田の有孔虫

虻田の有孔虫 ここは1650万年前の海の地層で、比較的温暖な海が広がっていました。この地層からは温かい海を好む大型プランクトンの化石「レピドシクリナ」が見つかっており、昔から化石の産地として有名でした。
 また、ジオサイトのすぐそばにある福寿草の里では、春のはじめごろには、福寿草と紅梅がみられます。

只川橋の化石

 1650万年前の浅い海の底に砂と泥が繰り返したまった地層です。この地層からは貝化石のほかに、サメの歯が見つかっており、ほかにもサンゴなどが見つかっています。また、地層中には、数種類の生物の住処や這い跡が見られます。